3日目を終わって15アンダーで首位はジャスティン・ローズ、12アンダー、フランチェスコ・モリナリとデイヴィッド・リングマース、11アン ダー、ジム・フューリックと続く。ディフェンディング・チャンプの松山英樹はアンディ・サリヴァン、ケヴィン・ストリールマンらと共に10アンダー、5位タイ。


最終日はローズが出だしもたついている間にモリナリが14アンダーとなって首位に立つが、ローズも苦しみながらも要所要所を持ち応える。そこに堅調のリングマースが絡み、勝負はこの3人に絞られる。しかしモリナリは16番パー3でティ・ショットを池に落としダブル・ ボギーで脱落。ローズもこのホール、ボギーを叩くが続く17番パー4をバーディで再び15アンダーとなり、ローズとリングマースのプレイオフになった。レギュレイションの18番ではリングマースにバーディ・チャンスがあったが外し、ローズはバンカーからの第2打を大きく右に曲げたがアップ&ダウン を決めてパー・セイヴを拾った。


18番でのプレイオフは、今度はリングマースがティ・ショットをバンカーに入れ、ローズは第2打をグリーン奥の深いラフに入れる。しかしローズは20フィート、リングマースも10フィートのパー・パットを沈める。ローズのパー・パットは、山側に外したかと思った瞬間に、一瞬止まってカップに落ちた。


18番でのプレイオフ2ホール目は、ローズがティ・ショットをバンカーに入れるが、リングマースはフェアウェイからの第2打をグリーン手前バンカーに入れる。ローズは今度は第2打を安全にグリーンに乗せ2パット、 リングマースもアップ&ダウンを決めて二人ともパー、勝負は10番パー4へ。


ここでローズのティ・ショットは フェアウェイ右ラフへ。木とラフに邪魔されたローズのフェアウェイ・ウッドで思い切りスライスをかけての第2打は大きくグリーン・オーヴァー。アップ&ダウンに失敗してローズが15フィートのパー・パットを外した後、リングマースが5フィートのパー・パットを沈めてツアー初優勝。13アンダー3位にモリナリとジョーダン・スピース、12アンダー5位にマーク・リーシュマン、松山、フューリックが入った。











 

ザ・メモリアル  ★★★

2015年6月4日-6月7日、 オハイオ州ダブリン

ムーアフィールド・ヴィレッジ・ゴルフ・クラブ

 
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