3日目を終わって16アンダーで首位はリッキー・ファウラー。13アンダー2位にリッキー・バーンズとティム・ペトロヴィク、12アンダーにジャスティン・ローズ、11アンダー、ブレンドン・デ・ヨングが続く。一時交互にメモリアルを仕切っていた感のあるケニー・ペリーは9アンダー6位タイ、タイガー・ウッズも6アンアーで20位タイにいるが、二人とも今回は無理っぽい。ウッズのこの位置は、復調の兆しかこれが限界なのか、なんとも形容しかねる。

最終日は中盤ローズが伸びて16アンダーとなり、17アンダーのファウラーを脅かす。ファウラーは10番パー4をボギーで16アンダー、ついにローズとファウラーが並ぶ。ファウラーは13番パー3でもティ・ショットを池に落としダブル・ボギー、今度は2打差ついて追う立場となった。

一方のローズはバック・ナインも2バーディと好調。ファウラーは14番パー4、15番パー5とバーディで巻き返しを図るが16番パー3でボギーで15アンダー、その時18アンダーのローズと3打差ついて、ほぼ勝負を決した。結局ローズは18アンダーで優勝、ファウラーが15アンダーで2位、12アンダー3位にボー・ヴァン・ペルトとバーンズ、11アンダー5位にライアン・ムーア、ペトロヴィク、ミッケルソンが入った。ウッズは6アンダー19位タイ。ローズは意外にもこれがツアー初優勝。