第81回マスターズ   ★★★1/2

2017年4月6日-4月9日、 ジョージア州オーガスタ
オーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブ

今、最も優勝に近い男と思われるダスティン・ジョンソンがプレイ直前に棄権、本命不在で始まった今年のマスターズ、初日7アンダー65で首位に立ったのはチャーリー・ホフマン。2日目4アンダーで首位に立ったのは、ホフマン、セルジオ・ガルシア、トマス・ピーターズ、リッキー・ファウラー。3日目6アンダーで首位に立ったのはジャスティン・ローズとガルシア。5アンダー、ファウラー、4アンダー、ジョーダン・スピース、ホフマン、ライアン・ムーア、3アンダー、アダム・スコット、2アンダー、シャール・シュワーツェルと続く。 

 

最終日は辛抱するローズ、ガルシアと後続の差が開き始め、さらにガルシアが中盤連続ボギーを叩いたことで、ローズがガルシアにも2打差つける。しかしガルシアは14番パー4をバーディ、15番パー5をイーグルで、9アンダーで再度ローズと並ぶ。ローズは16番パー3でバーディを奪うも17番パー4でボギー。18番パー4では二人共入れ頃の優勝バーディ・パットがあったが共に右に左に外し、9アンダーの二人のプレイオフとなった。 

 

18番でのプレイオフはローズがティ・ショットを右に曲げてグリーンには3オン。パー・パットを外し、2オンしていたガルシアは2パットで優勝のところをバーディ・パットを沈め、念願のメイジャー初制覇。タイガー・ウッズに近い世代で、ウッズがほとんど引退してしまっているような時期にメイジャー初優勝か。嬉しいには違いないだろうが、それよりも肩の荷が下りてほっとしているような印象を受けた。 

 

6アンダー3位にはシュワーツェル、5アンダー4位にマット・クッチャーとピーターズ。4アンダー6位にポール・ケイシー。3アンダー7位にケヴィン・チャペルとロリ・マキロイ。2アンダー9位にスコットとムーア。ファウラーとスピースは、松山秀樹、ブルックス・ケプカ、ラッセル・ヘンリーと共に1アンダー11位タイ。この二人が頑張ってくれたらもっと面白くなったんだが。


 

 

 







 
 
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