初日からジョーダン・スピースが突っ走る。初日8アンダー64、2日目6アンダー66、14アンダーのトーナメント・レコードで折り返し地点を通過する。オーガスタで足切り時点で14アンダーって、聞いたことがない。普通のトーナメントですら優勝スコアだ。 

 

3日目を終わった時点でも首位はスピース16アンダー、4打差12アンダーでジャスティン・ローズ、11アンダー、フィル・ミッケルソン、10アンダー、 チャーリー・ホフマン、6アンダー、タイガー・ウッズ、ロリ・マキロイ、ダスティン・ジョンソン、ケヴィン・ストリールマン、ケヴィン・ナーと続く。 ウッズがメイジャーで優勝に絡むことが、なんか不思議に思える。

 

最終日は一時ミッケルソンがスピースに3打差になるが、詰め寄るという感じはなくそこまで、所々でボギーはあるものの、崩れる感じはまったくしなかったスピースが、最終日2アンダー、通算18アンダーでウッズのマスターズ・レコードと並び、昨年の雪辱を果たしてメイジャー初制覇。ミッケルソンとローズが14アンダーで2位、12アンダー4位にマキロイ、11アンダー5位に松山英樹が入った。