3日目を終わって11アンダーで首位は11アンダーのトレヴァー・イメルマン。2打差9アンダーでブラント・スネデカー、8アンダー、スティーヴ・フレッシュ、7アンダー、ポール・ケイシー、5アンダー、タイガーウッズ、4アンダー、スチュワート・シンクと続く。ウッズとイメルマンは6打差で、これは最終日、うーん、やはり難しいかなあ。


実際ウッズは最終日パットが決まらず、追い上げることができない。それでも多くのゴルファーがオーヴァー・パー・プレイの中をこらえているのを誉めるべきか。11番パー4での60フィートのバーディ・パットがハイライトだったが、その他は4-5フィートのクラッチ・パットが決まらない。特に13番パー5での4フィートのバーディ・パットを外した時にはがっくりときた。たぶん本人もあれでチャンスはないと思ったんだろう、直後の14番パー4ではボギーを叩くし、その後の15番パー5でもパー上がり。ピンをデッドに狙って4フィートにつけた16番パー3でもバーディをとれない。18番パー4での15フィートのバーディは遅過ぎた。


結局この日3オーヴァー75ながら、イメルマンが通算8アンダーでメイジャー初優勝。2番パー5でイーグルを奪ったスネデカーに一時並ばれはしたものの、初日から最終日まで首位を譲らないワイヤー・トゥ・ワイヤーの勝利だった。ウッズが5アンダーで2位。4アンダー3位にスネデカーとシンク、2アンダー5位にフレッシュ、フィル・ミッケルソンとパドレイグ・ハリントンの3人が入った。一応イメルマンとウッズの間は3打差と、最終日が始まった時の6打差よりは縮まっているが、イメルマンは10アンダーで迎えた16番で、後続に5打差なければピンをデッドに狙って池ぽちゃダブル・ボギーなんてことになったとは到底思えない。実質上、数字以上に差は開いていたという感じがした。







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第72回マスターズ

2008年4月10日-4月13日   ★★1/2

ジョージア州オーガスタ、オーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブ

 
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