3日目終了時点で19アンダーで首位はダニエル・サマーヘイズ。17アンダー、デイヴィッド・ハーン、16アンダーにディフェンディング・チャンプのザック・ジョンソン、15アンダー、J. J. ヘンリー、ジェリー・ケリー、14アンダー、ニコラス・トンプソン、クリス・カーク、マット・ジョーンズと続く。
最終日はフロント・ナインでジョンソンが伸び、19アンダーのサマーヘイズと並ぶ。一方のサマーヘイズはそれからボギーが嵩み、一時はジョンソンが後続に2打差つける。そこに並んだのは18番パー4でバンカーから劇的なサンド・ショットの第3打を入れて19アンダーとなった若干19歳のジョーダン・スピースだ。
ジョンソンは17番パー5でバーディを奪って20アンダー、単独1位になるが18番パー4をボギーで元の木阿弥。バック・ナインで盛り返したサマーヘイズも17番でバーディで19アンダーになるが、18番でボギー。勝負は16番パー3でバーディで同じく19アンダーに達したハーンとスピース、ジョンソンの3人のプレイオフになった。
18番でのプレイオフは、今度はジョンソンがあわやというグリーン奥からのバーディ・チップがあったがカップに弾かれる。結局3人ともパーで再度18番ティへ。またまた全員パーで今度は16番パー3へ。予定より1時間多めにセットしてあった私のDVRの録画はそこで切れ、その後16番、17番と3人共パー・プレイが続き、またまた戻ってきた18番でボギーの二人に対しパーで上がったスピースがツアー初優勝を飾ったということは、ツアーのサイトで知ったのだった。先週に続いてクライマックスを見逃した。
しかしスピース、それでもツアー最年少優勝記録ではないが、タイガー・ウッズの初優勝より若いそうだ。18アンダー4位にはサマーヘイズ、マーティン・フローレス、ケリーの3人が入った。実は16アンダー10位タイには、常連スティーヴ・ストリッカーもいたのだった。