ジョン・ディア・クラシック

2003年9月11-15日   ★★1/2

イリノイ州シルヴィス、TPCアット・ディア・ラン

昨年までは7月開催のジョン・ディア・クラシック、今年は9月開催である。そのジョン・ディア、今回は3日目が雨でウォッシュ・アウトとなった。それで本当なら日曜に36ホールを詰め込む予定だったが、日曜の午前中の段階でコースがとても使える状態ではなく、プレイは午後から、 結局月曜フィニッシュとなった。それでもできるだけ早めにトーナメントを終わらせるため、日曜の日没前から最終ラウンドはスタートしており、日没順延の時点での暫定首位は、12アンダーのJ. L. ルイスとヴィージェイ・シング。先週優勝に絡んだ田中秀道の名前も見える。田中は毎年なぜだかこの時期になると調子が上がるようで、昨年も一昨年も秋口頃によく上位に絡んでいた。


月曜日はフロント・ナインで田中がスコアを伸ばし、短めの14番パー4でバーディを奪って12アンダーとなり、その時点で13アンダーで首位のシングに1打差となって、これはもしかしたらもしかするかもと、思わず期待する。しかし田中はすぐ後の、今度は長めの15番パー4でボギーを叩き、結局その後バーディがとれず、11アンダーのままレギュレイションを終える。一方シングはその後順調にスコアを伸ばし、この日6アンダー65、通算16アンダーで、12アンダーで2位のルイス、クリス・ライリー、ジョナサン・バードに4打差をつけて勝った。シングはこれで今季3勝目。田中はケヴィン・サザーランド、ポール・スタンコウスキらと共に11アンダーで5位タイに終わった。しかし、田中、この調子だとそう遠くない将来に一勝してくれそうだ。







< previous                                    HOME

 
 
inserted by FC2 system