インターナショナル

2005年8月4-7日   ★★1/2

コロラド州キャッスル・ロック、キャッスル・パインズ・ゴルフ・クラブ

昨年に続き今年も雨に祟られたインターナショナル、昨年は順延に次ぐ順延で、土曜の日没間際でやっと予定に追いついたが、今年は週末は晴れるという予想もあったからだろう、焦らずに、日曜に第3、第4ラウンドを詰め込むというスケジュールがとられた。第3ラウンドが終わってからも足切りのあるインターナショナルでは、最終ラウンドをプレイするゴルファーがさらに少なくなるからこその配慮と思われたが、TVの画面で見ている分には、第3ラウンドをプレイしているゴルファーがそのまま同じパーティで最終ラウンドもプレイしているように見えた。今年は第3ラウンド後の足切りはなかったのだろうか。


さて、プレイの方は、その最終日の午前中の第3ラウンドでブラント・ジョビがスコアを伸ばして首位に立つ。ジョビが第3ラウンドを終えた時には、既に最終ラウンドを始めているゴルファーもいるという慌ただしさだったが、少なくともその時点で34ポイントで首位を走るジョビの下で2位につけているのはハンター・ハーズの27ポイントと、ジョビのツアー初優勝の確率は非常に高そうに見えた。


そのジョビに追いつき、追い抜いたのがレティーフ・グーセンで、グーセンは第3ラウンド終了時点では25ポイントでジョビに9ポイント差だったものが、いきなり午後になって調子を崩してスコアを落としたジョビに助けられた形で、8番パー5を終わった時点でグーセンとジョビは共に30ポイントで並ぶ。さらにグーセンは9番パー4でもバーディを奪って32ポイントとなってジョビに2ポイント差をつけるも、次の10番パー4でボギーで31ポイントとなって二人は1ポイント差、その後、誰も大きくスコアを伸ばせないまま、優勝争いはこの二人に絞られる。


結局グーセンはその1ポイント差を最後まで守りきり、32ポイントで、31ポイントのジョビを振り切って勝った。29ポイント3位はジェフ・ブリハート、27ポイント4位にハンク・キーニー、26ポイント5位にチャールズ・ハウエル3世が入った。
 





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