金、土、日と風が吹き荒れ、3日かけて誰も1ラウンドすら終えていないという今季最初のトーナメント、月曜に36ホール、火曜に18ホールの54ホール・トーナメントになった。しかし初っ端からこれでは、今年のツアーはなにやら大荒れの予感がする。

月曜の36ホールを終えた時点で首位は、第2ラウンドの最終第18ホール・パー5でイーグルを奪って11アンダーとなったダスティン・ジョンソン。以下8アンダー、スティーヴ・ストリッカー、7アンダー、バッバ・ワトソンと続く。ストリッカーは近年このトーナメントで毎回優勝に絡む。

火曜の最終第3ラウンドは、ジョンソンが途中第一打のドライヴをOB、次のホールでイーグルなど出入りの激しいゴルフで、、ストリッカーと一打差になったりもするが、結局ストリッカーを振り切り、この日5アンダー68、通算16アンダーで勝った。2位がストリッカーで12アンダー、3位ブラント・スネデカー10アンダー、4位ワトソンとキーガン・ブラッドリーの9アンダーと続いた。

これでツアー7勝のジョンソンは、そのうち3勝が54ホール・イヴェントだそうで、なんというかコスト・パフォーマンスが高い。それにしてもタイガー・ウッズ、ロリ・マキロイ、フィル・ミッケルソン、 アーニー・エルス等のビッグ・ネイムが欠場してのトーナメント・オブ・チャンピオンズ、ちょっとトーナメント名が名前負けしている。これじゃヒュンダイが今年で切れるトーナメント・スポンサーの契約を更新するかは怪しい。