3年続けてタイガー・ウッズのいないトーナメントになってしまった今年のトーナメント・オブ・チャンピオンズ、しかも金曜スタート、月曜フィニッシュという変則日程だ。なんでも月曜はこの後カレッジ・フットボール中継も控えていて、その前の時間に合わせることで視聴者開拓を狙ったという本当か嘘かわからない理由を耳にしたが、本当のところはどうなのか。
プレイの方は3日目を終えて19アンダーで首位はスティーヴ・ストリッカー 。その下は14アンダーでジョナサン・バード、マーティン・レアード、ウェブ・シンプソンが並ぶ。しかしストリッカーは昨年も3打リードして最終日にバードにひっくり返されたのだった。今年はどうなるか。
案の定というか、ストリッカーは今年も最終日の調子が今一つで、5ストロークスあったリードがみるみるうちに縮まり、一時は後続に1打差まで詰め寄られる。昨年の再現かと思わせといて、やっとそこからバーディをとり始める。
結局ストリッカーはそこから持ち直し、この日4アンダー69で通算23アンダーまで伸び、20アンダーのレアードに3打差つけて勝った。シンプソンとバードが19アンダー3位、K. J. チョイとハリソン・フレイザーが15アンダー5位に入った。