ヒューマナ・チャレンジ・イン・パートナーシップ・ウィズ・ザ・クリントン・ファウンデーション ★★1/2

2012年1月19日-1月22日、カリフォルニア州パーム・スプリングス

ラ・クインタCC、PGAウエスト (パーマー・コース、ニクラウス・コース)

これまではプロ-アマで4つのコースを回り、最終日に足切りをパスしたプロだけで同じコースでプレイするという変則5日日程で開催されてきたボブ・ホープ、今年からはボブ・ホープという歴史ある名が消え、新たに医療保険企業のヒューマナ (Humana) がスポンサーとなり、ヒューマナ・チャレンジ・イン・パートナーシップ・ウィズ・ザ・クリントン・ファウンデーションという長ったらしいトーナメント名となった。クリントンとは、もちろん元米大統領のビル・クリントンが主宰する基金だ。


スタイルも代わって、今回からは他のトーナメント同様、4日間でプレイする。私個人としてはプロ-アマはこれまでだってまったく興味なかったが、実はプロもプロ-アマを特に快く思ってなかったゴルファーも多かったみたいだが、それを声高に言うのは憚られたというだけのようだ。5日間というのもネックだったみたいで、歴史あるトーナメントだから敬意は払うが、それとプレイは別ということか。


プレイの方は3日目に強風が吹き荒れ順延、その時点での首位は21アンダーのマーク・ウィルソン。18アンダー、ベン・クレイン、17アンダー、ザック・ジョンソン、16アンダー、ジョン・マリンジャー、ロバート・ギャリガス、ジョン・センデンが続く。


最終日は前半ウィルソンが伸び悩み、そこにブラント・スネデカー、ギャリガス、マリンジャーらが絡んで首位タイになったり、一瞬ではあるが単独首位に踊り出る。しかしウィルソンは後半持ち直し、またじりじりとスコアを伸ばす。特に12番パー3でバンカーから直接カップ・インさせてバーディを奪ってからは調子に乗り、あとは安定して隙を見せなかった。


最後はウィルソンと粘るギャリガスの一騎打ちという感じになったが、ギャリガスは17番パー3でボギーを叩いてしまい、万事休す。結局ウィルソンは最終ラウンド3アンダー69、通算24アンダーでツアー5勝目。ギャリガス、ワグナー、メリンジャーが22アンダーで2位を分け合った。21アンダー5位にはジェフ・マガート、20アンダー6位にセンデンとデイヴィッド・トムズが入った。それにしても4日間のトーナメントになっても、かなりロウ・スコアが続出した。








 
 
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