ほとんど台風並みの暴風雨に見舞われた今年のホンダ・クラシック、順延に次ぐ順延で、日曜までかかった第3ラウンド終了時点で9アンダーで首位は、 イアン・ポールター。6アンダー、パトリック・リードとパドレイグ・ハリントン、4アンダー、ブレンダン・スティール、3アンダー、フィル・ミッケルソ ン、ラッセル・ノックス、ポール・ケイシーと続く。最終パーティが7ホールまでを終えた最終ラウンドでは、7アンダーで首位はポールターとケイシーのイン グランド・コンビ。6アンダー、リード、4アンダーにミッケルソン、ノックス、スティールら5人が並ぶ。

月曜フィニッ シュの最終ラウンドの残りは、ポールターが14番パー4でボールを2回水に落とし、トリプル・ボギーで沈む。これで首位はリードとハリントンの7アン ダー。しかしリードも15番パー3でティ・ショットを水に落とす。そしてハリントンまでもが17番パー3でティ・ショットを池に落とし5アンダーに後退、 これでいきなり首位はレギュレイションを6アンダーで終えていたダニエル・バーガーになった。18番パー5で是が非でもバーディをとる必要があったハリン トンは、18フィートを沈めてバーディ、勝負は共に6アンダーのハリントンとバーガーのプレイオフになった。

18番での プレイオフはバーガーが入れれば勝ちの12フィートのバーディ・パットがあったが外し、二人ともパーで17番へ。レギュレイションでは池に落としたハリン トンは、今度はピン・ハイ4フィートにつけるスーパーショット。一方今度はバーガーがティ・ショットを池に落とし、ハリントンが勝った。5アンダー3位が ケイシー、ポールター、ノックス、4アンダー6位にジェイミー・ドナルドソンが入った。