ホンダ・クラシック   ★★★1/2

2014年2月27日-3月2日、フロリダ州パーム・ビーチ・ガーデンス

PGAナショナル・リゾート&スパ

フィル・ミッケルソンは予選落ち、タイガー・ウッズもあわやというところを脚切りラインのイーヴン・パーで冷や汗もんで予選通過。ロリ・マキロイが好調なところが、まだほっとさせる。3日目終了時点で12アンダーで首位はマキロイ、10アンダー、ラッセル・ヘンリー、9アンダー・ラッセル・ノックス、8アンダー、ジョナタン・ヴェガスと続く。


最終日は特に伸びるゴルファーもいないがマキロイも大きくは崩れず、このまま行くかと思われた。しかしバック・ナインに入り、ほとんどのゴルファーがベア・トラップの餌食となって崩れ出す。マキロイは中盤ボギーが嵩みだし、 16番パー4ではバンカーからの第2打を池に落とし、ダブル・ボギー。17番パー3もバンカーからのアップ&ダウンに失敗して7アンダーまで後退、首位どころか追う立場に。


それでも18番パー5では、240ヤードの3ウッドの第2打をピンまで15フィートにつけるスーパーショットで、イーグルで逆転サヨナラ優勝のチャンスもあったが外し、バーディで8アンダー。結局マキロイ、ヘンリー、ノックス、ライアン・パー マーの4人が8アンダーでプレイオフとなった。マキロイだけに限らず、他のゴルファーにもそれぞれ勝つチャンスがあったが、全員逃した。


18番でのプレイオフは、これまた全員にそこそこチャンスがあったが、勝ったのは唯一バーディ・チャンスをものにしたヘンリー。レギュレイションの15番パー 3でティ・ショットを池に落としてダブル・ボギーになった時はチャンスは潰えたと思ったんだが、勝負は下駄を履いてみるまでわからない。7アンダー5位にはビリー・ハーリー、6アンダー6位にデイヴィッド・ハーンとウィル・マッケンジーが入った。マキロイはあそこで踏ん張って勝てれば文句なしに世界のナンバー・ワンなんだが。ところでウッズは最終日5オーヴァー・ラウンドの途中で腰痛のため棄権。まあそんなもんだろうと思ったよ。











 
 
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