3日目までまったく首位争いに関わっていなかったのにもかかわらず、最終日最後の4ホールを4連続バーディで終えたダドリー・ハートがキャリア2勝目を上げた。それまでは3日目まで安定していたJ. P. ヘイズがこれまたキャリア2勝目を上げるかに見えたのだが、フロント9ですぐにブライアン・ゲイがヘイズに代わって首位に立つ。ゲイはこのまま逃げ切るかに見えたが、しかし今一つ安定しない。先週タイガー・ウッズ的な逆転優勝をしたジム・フューリックも首位争いに加わっていたのだが、先週ほどシャープではない。ハル・サットンやスチュワート・アップルビーといったヴェテランも今一つの出来だし、最後の最後まで誰が優勝するか全然わからなかった。おかげで優勝したハートがTVに映ったのは最後の数ホールだけである。アドレスに入ってから無茶苦茶時間のかかるゲイは、見たくないからとにかく崩れてくれと思っていた。本当に彼が崩れたのは、多分私と同じ気分でいた観客が大勢いた結果だろう。







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ホンダ・クラシック

2000年3月9-12日   ★★

フロリダ州コーラル・スプリングス、TPCアット・ヘロン・ベイ

 
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