先週優勝のタイガー・ウッズが今度は予選落ち。今季3勝でさすがにこれで完全復活かと思ったらこれだ。フィル・ミッケルソンも予選落ち。結局3日目終了時点で14アンダーで首位はウェブ・シンプソン。こちらも全米を制し、好調だ。以下12アンダー、トロイ・ケリー、11アンダー、ケン・デューク、J. B. ホームズ、チャーリー・ベルジャン、10アンダー、テッド・ポッターJr.と続く。


最終日はシンプソンの調子が今一つで、それでも中盤まではなんとか持ちこたえていたが、12番パー5でボギーを叩いた後3連続ボギーで沈む。代わって首位に立ったケリーが16アンダーで逃げ切るかに見えたが、そこに追いついたのがポッター。


ポッターは15番パー3でバーディを奪った後、17番パー5をイーグル、18番パー3で再びバーディで、4ホールで4つスコアを縮めてケリーに追いつき、16アンダーで二人がプレイオフになった。


18番は二人共パーの後、17番パー5へ。第3打をカップまで3フィートに寄せたポッターに対し、ケリーは第3打のサンド・ショットがバンカーを出ただけ。第4打のチップもカップまで15フィート残す。しかしケリーは緩い右カーヴのパー・パットを沈め、一方のポッターがバーディ・パットを外し、二人は再びプレイオフ3ホール目の18番へ。


流れはケリーに傾いたかに見えたが、ここでポッターはカップまで4フィートのティ・ショット、今度は確実にバーディ・パットを沈め、ツアー初優勝。ケリーは最後の最後にトンビに油揚げをさらわれた格好。14アンダー3位にはチャーリー・ウィー、ベルジャン、13アンダー5位にダニエル・サマーヘイズ、12アンダー6位にマーティン・フローレスが入った。








 

ザ・グリーンブリア・クラシック  ★★★   

2012年7月5日-7月8日、ウエスト・ヴァージニア州ホワイト・サルファー・スプリングス

ジ・オールド・ホワイト・コース

 
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