グレイター・ミルウォーキー・オープン

2003年7月10-13日   ★★1/2

ウィスコンシン州ミルウォーキー、ブラウン・ディア・パーク・ゴルフ・コース

3日目終了時点で8アンダーで首位に立ったのは、今年既に2勝しているケニー・ペリー。クラブやボールの進歩で年々スコアがよくなる近年のツアーにおいて、メイジャーでもないのに3日目終了時点で首位のスコアがマイナス2桁に達してないのは珍しい。これは特に、元々パー5だったホールをパー4にしたりしたためで、おかげで今年のブラウン・ディア・パークは、パー70だ。


そのペリー、最終日も順調で、一時は一人12アンダーまでスコアを伸ばし、首位を維持する。今年の好調さを考えると、ほとんどもう勝負は決まったようだ。しかしペリーは12番パー4でボギー、13番パー4では第2打を目玉でグリーン手前のバンカーに入れ、グリーンに乗せた後3パットしてしまい、ダブル・ボギーで9アンダーまで後退、首位どころかいきなりスティーヴ・アレンに3打差をつけられる。これはペリー優勝と見せかけてまた久し振りのツアー初優勝ゴルファーの番か。


しかしアレンは17番パー4でボギーを叩きスコアを一つ落とし、18番パー5でもパーで、11アンダーでレギュレイションを終える。一方、ペリーはまたじりじりと巻き返し、17番で20フィートのバーディ・パットを決めた時点でこちらも11アンダーとなって、アレンと並ぶ。ペリーは18番、第2打の3ウッドをグリーン奥ラフに持っていき、第3打をピン下3フィートに寄せ、そのバーディ・パットを確実に決め、結局12アンダーとなって、一時は離れていったかに見えた優勝をまた強引に呼び戻した。


11アンダーで2位はアレンの他に、最終ホールでバーディを決めたヒース・スローカムが入った。そのすぐ下10アンダーで単独4位にはブレット・クイグリーと、ツアー未勝利ゴルファーが3人並んだのに、結局勝ったのは、今季、コロニアル、メモリアルと既に2度勝っているペリーというところが、ヴェテランの活躍する今季のツアーを象徴している。ペリーはこれでタイガー・ウッズの4勝に続き、デイヴィス・ラヴ3世、マイク・ウィアーと並ぶ今季3勝目。一昨年優勝した丸山茂樹は、3日目終了時点では6アンダーでペリーに2打差と、まだわからなかったんだが、最終日イーヴン・パー70とチャージをかけることができず、結局6アンダー、12位タイに終わった。







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