3日目、61のコース・レコード・タイで回り、いきなり14アンダーとなってトップに立ったフィル・ミッケルソンが最終日もリードを守りきり、ビュイック招待に続き今季2勝目。ビュイック招待は、勝ったというより勝ちを譲ってもらったという格好だったため、実力で勝った今回の方が嬉しいだろう。


ミッケルソンは今季何度も優勝に絡んでいるが、その度に最終日独り相撲を取って沈んでいくというパターンが多かった。いつも攻めのゴルフを見せるミッケルソンは、安全策をとらないため、大事なところで池ぽちゃを連発して崩れてしまうという、似たようなパターンに陥っていた。ベルサウス・クラシックもコンパック・クラシックも、結局それでほとんどつかみかけた優勝を逃している。


そしたら今回も最終日、2打リードで迎えた15番のリーチャブルのパー4でティ・ショットを池ぽちゃしてボギーにしてしまい、またかよという思いが頭をよぎる。まさかこれでまたこれから崩れるなんてことはないでしょうね。なんとなく不安になったが、今回はこれ以上崩れるということにはならず、結局最終日2アンダー68の通算16アンダーで、1打差に迫ったビリー・アンドラーデを振り切って優勝した。ま、これまでも一人で色んなトーナメントを面白くしていたりしたから、あんたは優勝する資格があるよ。







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キャノン・グレイター・ハートフォード・オープン

2001年6月28日-7月1日   ★★1/2

コネティカット州クロムウェル、TPCアット・リヴァー・ハイランズ

 
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