フナイ・クラシック

2005年10月20-23日   ★★1/2

フロリダ州レイク・ブエナ・ヴィスタ、ディズニー・ワールド・リゾート、マグノリア・コース、パーム・コース

ハリケーンが猛威を振るう今年のアメリカ南部、今回は、7月末にニュー・オーリーンズをほとんど壊滅させたカトリーナよりも性質が悪そうと噂されているウィルマが、虎視眈々とカリブ海に居座っている。おかげでフロリダ、ディズニー・ワールドでのフナイ・クラシック、プレイの方も荒れ模様というか、タイガー・ウッズとヴィージェイ・シングという世界ランキングNo. 1とNo. 2が揃って予選落ち。ウッズは今季2度目の予選落ちで、プロ通算3回目の予選落ちとなった。それにしてもメイジャー2勝もした年とも思えない。


3日目も天候不良でプレイを終われず、その時点での暫定首位は19アンダーのリッチ・ビーム。18アンダーでマーク・カルカヴェッキア、マーク・ウィルソン、ティム・クラーク、カール・ペーターソン、ジオフ・オグルヴィ、トム・パーニスJrが続く。


最終日はジャスティン・ローズが好調で一時23アンダーまでスコアを伸ばすも、17番パー4、18番パー4で連続ボギーで脱落。代わって18番で、50フィートのバンカー・ショットを直接カップ・インさせてバーディを奪い、23アンダーとなったルーカス・グローヴァーが最後の最後で単独首位に立った。1打差22アンダーで続くパーニスは18番グリーンで追いつくバーディ・チャンスがあったが外し、グローヴァーのツアー初優勝が確定した。21アンダー3位にオグルヴィ、ローズ、ビーム、ライアン・パーマー、ハリソン・フレイザーが入った。パーマーは昨年のフナイにも勝っているが、このトーナメント以外では名前を聞いたことがない。しかも昨年も最終日に10アンダー62という怒濤の追い上げで逆転、今年も最終日に8アンダー64のベスト・スコアだった。よほどこのコースと相性がいいと言うべきか。





< previous                                    HOME

 
 
inserted by FC2 system