フェデックス・セント・ジュード・クラシック

2004年5月27-30日   ★1/2

テネシー州メンフィス、TPCアット・サウスウインド

3日目終了時点で18アンダーで首位は、昨年の覇者デイヴィッド・トムス。11アンダーで2位のヴォーン・テイラーに7打差と、ほとんど勝負あったも同然。10アンダー3位にはブライアン・ゲイ、9アンダー4位には宮瀬博文が続く。日本人ゴルファーとしてまだそれほど知られているわけではない宮瀬は、CBS実況のジム・ナンツがなんと発音するかわからず、Miyaseをマイヤセと言っていた。


昨年2勝しているトムスであるが、今季は実はほとんどのトーナメントを予選落ちしている。また、昨年、今回のように大量リードで最終日を迎えたワコヴィアで、最終ホールでクアドラプル・ボギーを叩くなど、勝つには勝つが盛り上がらないアンチ・クライマックスを演出していたが、実は今回も、最終日のバック・ナインで4ボギーなど、ちょっと締まらない。最近トムスが勝つトーナメントは盛り上がりに欠ける。


いずれにしてもトムスは最終日2オーヴァー・パーの73、通算16アンダーで、10アンダーで2位のボブ・エステスに6打差をつけて勝った。9アンダー3位はティム・ヘロンとスティーヴ・ロアリーが、8アンダー5位には、テイラー、ゲイ、スチュアート・シンク、フレデリク・ジェイコブソンが入った。宮瀬は結局この日2オーヴァー73、通算7アンダーで9位タイに終わった。







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