タイガー・ウッズもフィル・ミッケルソンもぎりぎりで足切りを通過するも、ウッズは3日目7オーヴァー79、ミッケルソンは棄権と、いきなり二人共視界から消える。 
 

3日目を終わって首位は8アンダーのゲアリ・ウッドランド、7アンダー、マーク・リーシュマン、ジョーダン・スピース、6アンダー、モーガン・ホフマン、パット・ペレスと続く。石川遼も5アンダーで6位タイにつける。

最終日は誰もスコアを伸ばす者がなく、一時8アンダーに5人が並ぶ混戦模様。まずK. J. チョイが8アンダーでレギュレイションを終えるが、それを一つ縮めて9アンダーでレギュレイションを終えたのが、スコット・ストーリングス。後は誰がストーリングに追いつくかことができるかという展開になった。

しかし途中までクラッチ・パットをことごとく沈めて勝負強さを見せていたウッドランドは17番パー4でダブル・ボギーを叩いてついに後退、同様に粘り腰を見せていたスピースも最後の4ホールを3オーヴァーで脱落する。

しかし最終18番パー5でイーグルを出せば9アンダーというところで、ジェイソン・デイ、グレアム・デラト、ペレス、リーシュマンは、それぞれロング・パットにせよ100ヤード程度の第3打にせよピンに絡め、本気でもしやと思わせ、勝負を面白くしてくれた。

最終スコアはストーリングス9アンダーで優勝、8アンダーにチョイ、デイ、デラト、ペレス、リーシュマンの5人、7アンダー7位にはホフマン、石川、ウィル・マッケンジーの3人が入った。