EDSバイロン・ネルソン・チャンピオンシップ

2007年4月26日-4月29日   ★★1/2

テキサス州アーヴィング、TPCアット・フォー・シーズンス・リゾート

バイロン・ネルソンの名を冠してはいても、そのネルソンが18番グリーンそばでプレイを終了するゴルファーを迎えることのない最初のトーナメントとなった今年のチャンピオンシップ、やたらとグリーンに茶色のパッチが見えて芝の程度が状態が悪そうなのはなぜなんだろうと思ってしまった。

さて、3日目を終わって首位は10アンダーのルーク・ドナルド、1打差9アンダーでスコット・ヴァープランク、8アンダーにマイケル・アレン、6アンダーにイアン・ポールターが続く。最終日はフロント・ナインでドナルドが順調に伸び、そのまま行くかと思われたが、9番パー4でティ・ショットを左に曲げ、ダブル・ボギーとなって11アンダーに後退、徐々に差を詰めてきた12アンダーのヴァープランクに首位を譲る。それにこの日伸びてきたフィル・ミッケルソンとポールターが絡み、たぶんこの4人で勝負は決まるだろうと思われた。

ヴァープランクはその後14アンダーまでスコアを伸ばし、後続に一時3打差をつけて勝負を決めたかに思われたが、15番パー4でボギー、粘るドナルドが16番パー5でバーディを奪ったことで、ヴァープランク13アンダー、ドナルド12アンダーと1打差。18番パー4でヴァープランクが12フィートのバーディ・パットを外した後、ドナルドにプレイオフのチャンスをかけた10フィートのバーディ・パットが巡ってきたが、ドナルドは左に外し、ヴァープランクは2.5フィートのパー・パットを沈めて2001年のカナディアン・オープン以来のツアー5勝目を手にした。10アンダー3位にはミッケルソン、ポールター、ジェリー・ケリー、ロリ・サバティーニの4人、9アンダー7位にはフレデリック・ヤコブソン、ケン・デュークが入った。



 
 
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