プレイオフズ第2戦、3日目終了時点で12アンダーで首位はラッセル・ヘンリー。11アンダー、ビリー・ホーシェル、10アンダー、クリス・カーク、ロリ・マキロイ、ジェイソン・デイ、9アンダー、ウェブ・シンプソンと続く。またまたマキロイが絡んできた。それにデイもだ。 
 
最終日は絶好調のジオフ・オグルヴィがスコアを伸ばし、まず13アンダーでレギュレイションを終える。しかしそれよりもスコアを伸ばしたのがカーク。カーク は15アンダーまでスコアを伸ばし、それに届きそうなのは1打差で追うホーシェルだったが、気負ったホーシェルは18番パー5の第2打を思い切りミス・ ショット、ボールはグリーンまでまったく届かずブッシュ入りして逆にボギー、結局カークが15アンダーで勝った。13アンダーでホーシェル、ヘンリー、オ グルヴィ、11アンダー、マキロイ、ジョン・センデン、10アンダー、デイ、マーティン・カイマーと続いた。  
 
実は最終日はアメリカでは公休日の月曜のレイバー・デイに当たっており、私たち夫婦は毎年この連休を利用して一度はフラッシングで開催されているテニスのUSオープンに足を運ぶ。 
 
今年は、実は昨年持っていたチケットが雨で流れたために振り替えで無料でもらった月曜のチケットがあって、当然行ってきた。第一目標だったジョコヴィッチの ゲームが、席取りが早いもん勝ちのルイ・アームストロング・スタジアムになったため満杯で入れず、しょうがないので適当にグラウンド・コートのゲームを見 ていたら、そのゲームが終わり、次はクルム伊達公子がダブルスで出るというアナウンスがある。 
 
へえ、伊達、ダブルスではまだ勝ってたんだと、そのままい残って最初から最後までセンター・コートのカメラのすぐ後ろの席に陣取って全部見る。第2シードに勝っちゃったよ。ここでは伊達は選手最年長ということでよく引き合いに出されるが、パートナーや相手は20代、下手すればティーンエイジャーという中で、本当に頑張っている。 
 
で、後はセリーナやマーレイのゲームとかを見てうちに帰る。天気予報では嵐の確率40%のはずが、ピーカンとは言わないまでもほぼ全日晴れ、いきなり鼻の頭や腕、膝小僧が真っ赤になって、これは明後日辺り剥けそうだ。 

 

で、要するに月曜が最終ラウンドのドイツ・バンクは録画しておいて、帰ってきてから見たのだが、実はちょうど裏で、今日の夜の部の第2試合だったベスト16の錦織の試合をやっている。そちらの方は生なので、録画のゴルフと生のテニスを交互に夜中まで見ていたら、とにかく錦織の試合が長引いて、夜中の2時半までかかってしまった。USオープンの最深夜記録タイだそうだ。 

 

いずれにしても、見ているこちらもまだ昼の疲れが抜け切らないというのに、ゴルフとテニスを見ながら、時折襲ってくる睡魔で2度ばかりカウチの上で意識を失いながら、最後まで付き合った。私もかつてまだ元気があった頃、よく会場にナイト・ゲームを見に行ったが、もつれると日付けが変わってもやっている。 

 

あれは会場にいると、プレイしている方だけでなく、見ている方も結構疲れるのだ。それで段々、 観客も眠いやら疲れるやらでハイになってきて、どんどん無法状態になっていく。あの懈怠と高揚感が同時、というか交互にあるのがUSオープンのナイト・ ゲームで、USオープンが唯一無二のメイジャーである理由の一つだ。それにしても、明日は仕事だぞ、おい、なんとか4時間は寝られるか。                         










 

ドイツ・バンク・チャンピオンシップ   ★★1/2

2014年8月29日-9月1日、 マサチューセッツ州ノートン

TPCボストン

 
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