たとえ開催コースがコロニアルと変わらなくても、トーナメント・タイトルからコロニアルがなくなってしまったディーン&デルーカ・インヴィテイショナル、コロニアルという名称を用いたくなかったんだろうか。寂しく思ったり憤ったりするゴルフ・ファンも多いんじゃないかと思う。


さて勝負の方は3日目を終わって12アンダーで首位はジョーダン・スピース。11アンダー、ライアン・パーマー、ウェブ・シンプソン、10アンダー、ハリス・イングリッシュ、カイル・ライファーズ、マーティン・ピラー、9アンダー、ジェイソン・ダフナーと続く。


最終日は前半伸び悩むスピースにパーマー、イングリッシュ、ライファーズが並ぶ混戦。その中からイングリッシュが頭一つ抜け、一時後続に2打差つける。しかしスピースもインに入って10番から連続3バーディを奪って復活する。スピースは後半パットやチップが冴え、16番パー3で30フィートの大きな左曲がりのバーディ・パットを沈めたかと思えば、17番グリーン・オーヴァーのラフからは第3打のチップを直接カップに放り込む。2打リードで迎えた18番パー4でも、3パットで優勝のところをここでも40フィートのバーディ・パットを沈め、結局この日5アンダー65、通算17アンダーで、14アンダーのイングリッシュに3打差つけて勝った。13アンダー3位にパーマーとシンプソン、12アンダー5位にライファーズが入った。











 

ディーン&デルーカ・インヴィテイショナル   ★★★

2016年5月26日-5月29日、テキサス州フォート・ワース

コロニアル・カントリー・クラブ

 
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