3日目を終わって12アンダーで首位はフィル・ミッケルソン。11アンダーでスティーヴン・エイムスとロッド・パンプリング、9アンダーにティム・クラーク、7アンダーにベン・クレイン、ケヴィン・サザーランド、ブライアン・メイと続く。


最終日はフロント・ナインでもたついたミッケルソンにパンプリングが追いつき、9ホールを終えた時点でパンプリング14アンダー、ミッケルソン12アンダーとパンプリングが2ストロークス、リードする。しかしそこへ16番パー3、17番パー4と連続してバーディを奪ったクラークが13アンダーとなってパンプリングに1打差。そのパンプリングは17番パー4でティ・ショットをプッシュして1ストロークのペナルティでボギーとなり、これでパンプリング、クラーク、ミッケルソンの3人が13アンダーで並ぶ。


結局クラークは13アンダーでレギュレイションを終え、最終パーティのミッケルソンとパンプリングが18番パー4を迎える。そこでティ・ショットを左森の中に打ち込んだミッケルソンに対し、パンプリングは完璧な300ヤード超ドライヴで圧倒的にパンプリング有利。しかしミッケルソンはフラッグの見えない木々の中から、葉や枝をかすめながら森越え140ヤードの、運もあったとはいえ完璧なショットでカップまで8フィートにつける。一方のパンプリングの第2打は30フィート残し、逆にミッケルソン有利と、1打でアドヴァンテイジが変わるマッチ・プレイのような展開になった。


フリンジがらみで距離感をつかみにくいパンプリングのパットは6フィート、ショートし、ミッケルソンは8フィートを決め、一人14アンダーとなってツアー34勝目。コロニアルは2000年以来2勝目。13アンダー2位がクラークとパンプリング、11アンダー4位がエイムス、10アンダー5位にクレイン、8アンダー6位にパット・ペレスが入った。







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クラウン・プラザ・インヴィテイショナル・アット・コロニアル

2008年5月22日-5月25日   ★★★1/2

テキサス州フォート・ワース、コロニアル・カントリー・クラブ

 
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