2日目終了時点で首位に立った韓国のK. J. チョイが、後は一度も首位を譲ることなくPGA初優勝を飾った。チョイはこれまでに何度も優勝に絡むのを見ているが、だいたい最終日に崩れていくという展開が多かった。しかし今回はまったくそのようなことがなく、最後の最後まで安定したゴルフで初優勝をもぎ取った。特に最終日のほとんどイーグルかと思った16番パー4、ラフからカップにねじ込んだ続く17番パー3での連続バーディは実に見事なもので、クールにプレイする様は、PGAで何度も優勝しているヴェテランのように見えた。終わってみると通算17アンダーで、13アンダーで2位のダドリー・ハートとジオフ・オグリヴィに4打差をつける完勝。これで昨年の丸山茂樹に続き、PGAでもアジアン・パワーが徐々に浸透してきた感じだ。NBAでも身長2m20cmの中国人選手が何かと話題になっている。MLBのイチローだけがアジアのアスリートじゃない。







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コンパック・クラシック

2002年5月2-5日   ★★★

ルイジアナ州ニュー・オーリンズ、イングリッシュ・ターン・ゴルフ&カントリー・クラブ

 
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