3日目終了時点でニック・プライスが10アンダーと、5アンダーで2位に着けるフィル・タタランギ、ケニー・ペリー、スティーヴ・フレッシュの3人に5打差をつける。プライスは久方振りで優勝に絡むにしては他のゴルファーに差をつけ過ぎで、久し振りに彼が優勝するのを見たいとは思うが、勝負が大味なのはつまんない。
最終日はプライスをペリーとデイヴィッド・トムズが追いかける展開となり、スコアを伸ばせないプライスに一時は2打差まで詰めよる。しかし、プライスはそこから踏ん張り、一方ペリーとトムズはそれ以上スコアを伸ばせない。結局プライスはバック9を3アンダーで回り、最終日3アンダー、67の通算13アンダーでレギュレイションを終え、危なげなく勝った。2位はペリーとトムズが8アンダーで並んだ。4位はこの日65のベスト・スコアを出したダドリー・ハートが通算7アンダーで入った。プライスは98年のセント・ジュード・クラシック以来4年ぶりの優勝で、これでPGA通算18勝。