バンク・オブ・アメリカ・コロニアル
バンク・オブ・アメリカ・コロニアル
2004年5月20-23日 ★★1/2
テキサス州フォート・ワース、コロニアル・カントリー・クラブ
3日目終了時点で8アンダーで首位に立ったのは、チャド・キャンベル、ブライアン・ゲイ、スティーヴ・フレッシュの3人。キャンベルは3日目、9アンダー61のコース・レコード・タイだった。最終日はその中からゲイが脱落、キャンベルとフレッシュの争いになるが、最近スランプ気味のジャスパー・パーナヴィクが一時はこの二人に一打差まで詰め寄るなどして盛り上げる。しかしパーナヴィクは、バック・ナインで池ぽちゃダブル・ボギーやトリプル・ボギーを叩くなど、バック・ナインを6オーヴァー41で沈んでいく。
結局勝負はやはりキャンベルとフレッシュの争いになったが、勝ったのはフレッシュ。この日3アンダー67、通算11アンダーで、2アンダー68で通算10アンダーのキャンベルを振り切り、昨年のHPクラシックに続いてツアー通算2勝目を上げた。フレッシュは2、3フィート程度のショート・パットを何度もミスしていたくせに、15フィートから20フィート程度のミドル・レンジのパットをことごとく沈めていたのが大きかった。9アンダー3位には、この日64のベスト・スコアをマークしたスティーヴン・エイムスが、7アンダー4位にはクレイグ・パークスが入った。