チャンピオンシップ

2003年10月30日-11月2日   ★★1/2

フロリダ州パーム・ハーバー、ウェスティン・イニスブルック・ゴルフ・リゾート、コッパーヘッド・コース

来週のツアー最終戦のプロ・ツアー選手権を前に、一般ゴルファーが出られる最後のトーナメントとなるクライスラー・チャンピオンシップ、3日目を終わった時点での首位は11アンダーのレティーフ・グーセンだが、3打差8アンダーで単独3位に着けているのはヴィージェイ・シング。ファンとしてはシングとタイガー・ウッズとの賞金王争いの最後の決着を、直接対決の来週のツアー選手権でつけてもらいたいと思っているので、ここで来週を待つまでもなくシングが賞金王タイトルを獲得してしまっては面白くない。それで今回に限り、シングには悪いが今回はあんたの調子はよくなくていい、なんて思いながら見ていた。


結局勝負の方はグーセンがリードを守りきり、通算12アンダーで、9アンダーで2位のシングに3打差をつけて勝った。3位には8アンダーでブライニー・ベアードが入った。また、いったんは集団の中に沈んだデイヴィス・ラヴ3世が最終日6アンダー65のベスト・スコアで盛り返し、5アンダーで6位タイに入った。いずれにしてもこれでシングとウッズの獲得賞金額は76万ドルに広がり、ウッズがこれをひっくり返すには来週のツアー選手権に勝つのみならず、シングが4位以下にならなければならない。シングが3位以内に入れば、ウッズが優勝しようが何しようが、シングが初の賞金王だ。因みにシングは過去4トーナメント、3位以下はない。どっちに転んでも、二人のうちのどちらかが勝てば、賞金王と、プレイヤー・オブ・ジ・イヤーは間違いない。ううむ、木曜が待ち遠しい。ところでフィル・ミッケルソンだが、80-74の12オーヴァーで、楽勝の予選落ちだった。あれま。







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