スキャンダルのためにトーナメント・ホストのタイガー・ウッズが欠場、ホストが昨年に続いて2年連続で欠場となったワールド・チャレンジ、不在のためにトーナメントがこれだけ注目されるというのもウッズの存在のでかさが知れる。賭けてもいいが、来年ウッズが最初に出場するトーナメントはゴルフのTV中継の視聴率記録を塗り替えるに違いない。


さて、そのワールド・チャレンジ、3日目を終わって10アンダーで首位はグレム・マクドウェルとY. E. ヤン。1打差9アンダーにリー・ウエストウッドとパドレイグ・ハリントン、8アンダーにジム・フューリックとイアン・ポールターが続く。マクドウェルやポールターなんて先週も上位にいたし、調子がいいんだな。


最終日は、ウッズ・スキャンダル影響の余波? を受けてか、スチュワート・シンクやスティーヴ・ストリッカー等のとんでもないイーグルやダブル・イーグルなんて、めったに見られないショットが目白押しで、たった18人でしかプレイしてないのに、こんなに非常識なショットが連発してもいいのかという感じ。特にバンカーやスタンスの満足にとれないラフなどからほとんど場違いなイーグルを一人で2回もとったハリントンや、ダブル・イーグルのカミーロ・ヴィジェイガス等、まったくなんともはや非常識なゴルフだった。


その中で中盤首位に立ったのはフューリックで、フューリックも17番パー3でほとんどあり得ないダブル・ブレイクの50フィートのパー・パットを沈め、18番パー4でバーディを奪い、この日5アンダー67、通算13アンダー、そのまま逃げ切った。直後に12アンダーのウエストウッドが18番でフリンジからこれを決めればタイで並ぶというバーディ・パットがあったが、逆に狙い過ぎて3パットのボギー、11アンダーに後退して、ハリントンと共に3位タイに終わった。2位が12アンダーのマクドウェルだった。








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シェヴロン・ワールド・チャレンジ

2009年12月3日-12月6日   ★★★

カリフォルニア州サウザンド・オークス、シャーウッド・カントリー・クラブ

 
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