3日目を終わって15アンダーで首位はデイヴィッド・ハーン。13アンダー、バッバ・ワトソン、ジェイソン・デイ、12アンダー、マイケル・プットナム、ブルックス・コプカと続く。ハーンが勝てば60何年振りかのカナディアンによるカナディアン・オープン制覇だそうだ。
最終日はハーンとデイの争いになるかと見せかけて、一瞬ジム・フューリックも加わって3人が14アンダーで首位に並ぶ。しかしそこから再度ハーンが15アンダーとなって抜け出すが、デイは最後の3ホールを3連続バーディで17アンダーとなってレギュレイションを終える。
最終組のハーンとワトソンは共に15アンダーで18番パー5を迎え、デイに追いつくにはイーグルをとるしかなくなったが、ハーンの第2打はグリーン奥バンカーへ。第3打のバンカー・ショットは10フィート、ショートする。ワトソンのグリーン脇からのウッドを使った第3打も外れ、デイが勝った。ハーンはバーディ・パットもボールがカップを一周して蹴られた。ワトソンは最初もたついたものの最後の6ホールを5アンダーで、通算16アンダーで2位。ハーンが15アンダー3位、14アンダー4位にフューリック、13アンダー5位にティム・ホッジとステュワート・シンクが入った。デイはこれでやっと全米、全英の借りに対し一矢報いたという感じ。