カナディアン・オープン

2005年9月8-11日  

カナダ、ヴァンクーヴァー、ショーネシー・ゴルフ&カントリー・クラブ

3日目終了時点で6アンダーで首位はマーク・カルカヴェッキア。1打差でクレイグ・バーロウとジャスパー・パーナヴィク、さらに1打差でライアン・ムーアが続く。しかし、毎年テニスのUSオープンと重なるカナディアン・オープン、特に今年は35歳のアンドレ・アガシの快進撃で歴史的な名勝負を続けて演出、ついに決勝にまで進出してしまい、その時点で裏番組に重なってしまう今年のカナディアン・オープンの最終ラウンドは捨てた。普段ならコマーシャルの時だけでもゴルフを見るんだが、今年はアガシの一挙手一投足から目が離せない。いくら相手がロジャー・フェデラーといえども、もしかしたらもしかするかもと、ゴルフの方はカルカヴェッキアが途中まで首位をキープしているのを確認して,4時半から完全に気持ちもチャンネルもテニスに切り替えた。


結局アガシは2セット目をとったものの,3セット目をタイ・ブレイクで落とし,結局そこで力つき,第4セットは1ゲームをとるのがやっとで,1-3で破れた。しかし、準々決勝のブレイク戦は、この10年間で最もエキサイティングなゲームだったと言ってもまったく差し支えあるまい。夜中の1時だというのに,私もTVの前で立ち上がって叫んでいた。ニューヨーク・タイムズも、14年前、ジミー・コナーズがアーロン・クリックスティンをフル・セットが破って以来の,新しいクラシック・ゲームの誕生と書いていた。


というわけで、結局カルカヴェッキアが最終日、1オーヴァー71、通算5アンダーというスコアながら、リードを守りきって勝ったということは,ツアーのサイトで知ったのだった。4アンダ-2位がベン・クレインとムーア,3アンダー4位がパーナヴィク、2アンダー5位がジョーイ・シンデラーとジェリー・ケリーだった。しかし,それにしても,アガシ,勝たせてやりたかったなあ…





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