今回から新しいゴルフ・コースに新スポンサーと模様替えしたベル・カナディアン・オープン、最終日、最終ホールまで優勝間違いなしに見えたニール・ランカスターが、72ホール目でダブル・ボギーを叩き、ジョン・ロリンズとジャスティン・レナードと共に16アンダーで3人のプレイ・オフとなり、そこでバーディを奪ったロリンズが、ツアー初優勝を飾った。15アンダーで4位にはスティーヴ・フレッシュとグレッグ・チャーマーズが入った。


なんてしっかりと見たような言い方をしているが、実は今週末はテニスのUSオープンがあったため、カナディアン・オープンはまともに全部は見ていないのだ。土曜日は男子準決勝が早めに終わったおかげで最後の1時間くらいは見れたが、日曜はアガシvsサンプラスの決勝を何がなんでも見なければならないので、途中でチャンネルを変えなければならず、ゴルフは最後の最後の意外なドラマを見そびれたのであった。


しかし今回のUSオープンは、アガシ、サンプラスの30代ペアがトーナメントを無茶苦茶面白くしてくれた。地元開催ということもあり、私たち夫婦は毎年一度は会場に足を運ぶのだが、今年は前半は雨のおかげで試合日程が滅茶苦茶になってしまい、チケットを買ってあった月曜のデイ・ゲームも、やがてナイト・ゲームになるという直前に試合が始まったのであった。


しかし、その試合が雨のおかげで前日から流れてきたサンプラスvsルゼスキ戦で、いや、私は毎年USオープンを見に行っているが、その中でも1、2位を争う面白さだった。5セットにもつれる大接戦で、あんなに興奮させてくれた試合は滅多にない。結局デイ・ゲームのチケットを持っていて、試合が長引いたため家に帰ったのは夜の11時過ぎで、いつものようにナイト・ゲームを見て帰るのと同じ時間になってしまった。しかし面白かったから許す。その上、デイ・ゲームの時間帯には試合は終わらなかったので、来年のチケットが無料で手に入ることになった。ラッキー。







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ベル・カナディアン・オープン

2002年9月5-8日   ★★1/2

カナダ、オンタリオ、アンガス・グレン・ゴルフ・クラブ

 
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