キャデラック・マッチ・プレイ・チャンピオンシップ ★★1/2
2015年4月29日-5月3日、カリフォルニア州サンフランシスコ
TPCハーディング・パーク
キャデラック・マッチ・プレイ・チャンピオンシップ ★★1/2
2015年4月29日-5月3日、カリフォルニア州サンフランシスコ
TPCハーディング・パーク
開催時期が変わり、スポンサーもアクセンチュアからキャデラックへと変更となった今年のマッチ・プレイ、来季はさらにデルがスポンサーになるそうで、ツアーのスポンサー探しも大変だ。
今回は多少システムが変わり、一回戦は4人で総当たりのグループ・ステージということになっていて、水木金をかけてプレイ、そこから最も成績のよかった一人が次のラウンドへと進む。ワールド・カップ・サッカーみたいだ。確かに運が大きく左右するマッチ・プレイで、最初から大物が消えていく可能性はかなり低まったような気がする。
そこから週末午後のクオーター・ファイナルにまでコマを進めたのは、ロリ・マキロイ、ポール・ケイシー、ルイ・ウーストヘイゼン、ジム・フューリック、トミー・ フリートウッド、デニー・ウィレット、ゲリー・ウッドランド、ジョン・センデンの8人。そしてフューリックがウーストヘイゼンを4&2で下し、 ウィレットはフリートウッドを4&3で退け、ウッドランドはセンデンに対し5&3と圧勝、そしてマキロイはあわやというところから22ホールでケイシーに辛勝。
セミ・ファイナルはウッドランドが2ダウンから挽回してウィレットを3&2で下した後、マキロイ-フューリックはシーソー・ゲームの上、最後の3ホールをバーディ、バーディ、イーグルで上がったマキロイが1アップでフューリックをうっちゃった。
コンソレーション・マッチはウィレットがフューリックを3&2で下し、ファイナルはマキロイがウッドランドを4&2で危なげなく下して、初めてマッチ・プレイでも勝った。マッチ・プレイでも優勝するようになると、マキロイは本当に強くなったんだなという気がする。