WGC キャデラック・チャンピオンシップ   ★★1/2

2012年3月8日-3月11日、フロリダ州マイアミ

ドラール・ゴルフ・リゾート&スパ

3日目を終わって17アンダーで首位はバッバ・ワトソン。14アンダー、キーガン・ブラッドリー、ジャスティン・ローズ、12アンダー、ピーター・ハンソン、11アンダー、マット・クッチャー、ザック・ジョンソンが続く。


最終日はそれまでとは打って変わってワトソンが不調で3打のクッションをあっという間に使い切り、ブラッドリーに並ばれる。しかしその後ブラッドリーも後退し出し、ワトソン、ブラッドリー、ローズが並ぶ。


ワトソンはそれからもさらに後退するが、バック・ナインに入って挽回に転じる。一方ブラッドリーは再度浮上かなわず、沈んでいく。それにさらに絡むかと思われたのが、現在世界ランクNo.1のロリ・マキロイ。最初の2日間は特によい成績でもなかったのに、3日目、最終日で首位に絡む。同様に3日目に浮上してきたタイガー・ウッズは最終日いいとこなく沈んでいき、結局11番を終えた時点でアキレス腱の異常を感じて棄権、現在では誰の目から見てもマキロイが世界一だ。


しかしマキロイは18番パー4でティ・ショットを右にプッシュしてボギー、14アンダーでレギュレイションを終える。一方ローズは踏ん張って、同様に18番をボギーで終えるも通算16アンダーで首位でレギュレイションを終え、マキロイの勝ちはなくなった。


最終組でプレイするワトソンは15アンダーで18番を迎え、ティ・ショットを引っ掛けて右のラフへ。木の間から打った第2打は軽くフェイドしてグリーンに乗り、カップまで10フィートにつけるスーパー・ショット。しかし入ればプレイオフのバーディ・パットは左に逸れ、ローズが優勝を決めた。


ローズ16アンダー、ワトソン15アンダー、マキロイ14アンダー、シャール・シュワーツェルとハンソンが13アンダー、ジョン・センデンとルーク・ドナルド12アンダー、ブラッドリーはバック・ナインを5オーヴァーで最終日3オーヴァー75、通算11アンダーで8位タイ。セルジオ・ガルシアは3番パー4でボールを4回池に落として12を叩いた。それでも4オーヴァー76で上がっているところがすごい。


同日程開催のプエルト・リコ・オープンは16アンダーでジョージ・マクニールが勝ち、14アンダー2位に入ったのは石川遼。これがドラールだったら!








 
 
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