WGC CAチャンピオンシップ   ★★★

2010年3月11日-3月14日

フロリダ州マイアミ、ドラール・ゴルフ・リゾート&スパ

タイガー・ウッズが復帰をマスターズに焦点を合わせているという噂がちらほらとささやかれている中で行われた今年のCA、3日目を終わって12アンダーで首位はアーニー・エルスとチャール・シュワーツェルという南アフリカ勢同士。しかしエルスはともかく、シュワーツェルという名は初めて聞いた。11アンダー3位にパドレイグ・ハリントン、10アンダー4位にロバート・アレンビー、9アンダー5位にやっとアメリカのビル・ハーズの名がある。因みにアメリカ勢はこの下、7位タイの7アンダーのマット・クッチャーの後は、14位タイのハンター・メイハンまでいない。いかにもWGCらしいメンツと言える。先週久しぶりに上位に絡んだヴィージェイ・シングも7位タイだ。


最終日はエルスとシュワーツェルの争いになり、エルスが最初の4ホールで3バーディとシュワーツェルを突き放しにかかるが、シュワーツェルも中盤巻き返す。勝負の要はエルス17アンダー、シュワーツェル16アンダーで迎えた14番パー4で、エルスはティ・ショットを引っかけて3オン、しかし30フィートのパー・パットを決め1打差のまま15番パー3を迎える。ここでシュワーツェルはティ・ショットをグリーン手前のバンカーに目玉で打ち込んでしまい、サンド・ショットはグリーンを越えてグリーン奥のバンカーに捕まっているエルスのボールの手前に落ちた。


結局シュワーツェルはこのホール、ボギーで、もしかしたら14番で追いついていたはずのものが15番を終わって2打差つき、ほぼ勝負を決した。力尽きたシュワーツェルは17番パー4でも3フィートのパー・パットを外してボギーを叩き、一方のエルスはバーディ、結局最終結果はエルス18アンダー、シュワーツェル14アンダーと4打差ついた。11アンダー3位にはハリントン、クッチャー、マーティン・ケイマーの3人が入った。








 
 
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