3日目を終わって11アンダーで首位はジム・フューリック。10アンダー2位にルイス・ウーストハイゼン、7アンダー、キーガン・ブラッドリー、6アンダー、ロリ・マキロイとスティーヴ・ストリッカーが続く。かつてファイアストーンの主的な印象のあったタイガー・ウッズはイーヴン・パーとチャンスなし。やっぱりかつてのような無敵ではないんだな。


最終日はフューリックが安定、全米のような例外もあるが、こういう時のフューリックってまず大崩れしないし、このまま行くかと思われた。そこを猛追したのがブラッドリー。14番パー4でこの日5個目のバーディを奪って12ア ンダー、13アンダーのフューリックに1打差。16番パー5では共にバーディでフューリック14アンダー、ブラッドリー13アンダー。


そして迎えた最終18番パー4で、フューリックの第2打はグリーン右バンカーのさらに右ラフへ。ヤバそうだがしかし一方のブラッドリーはそのバンカーに目玉で捕まり、パー・セイヴの可能性はかなり低そうで、これは勝負あったかに思えた。しかしフューリックの第3打はそのバンカーを超えただけでグリーンに届かない。ブラッドリーのサンド・ショットはカップをストレートには狙えず、15フィート、オーヴァー。フューリックのチップはショートしてカップまで8フィート残す。ブラッドリーは気合で15フィートを沈めてパー。


一方フューリックはボギー・パットを外してまさかの最終ホールの大逆転。安定の代名詞みたいな印象のあったフューリックが、これで全米に続いてまたまた逆転負けを喫した。ストリッカーがフューリックと並んで12アンダー2位、11アンダー4位にウーストハイセン、8アンダー5位にジャスティン・ローズとマキロイが入った。同日程開催のレノ-タホ・オープンは、J. J. ヘンリーが43ポインツでツアー2勝目を上げた。









 

ブリヂストン招待  ★★★

2012年8月2日-8月5日、 オハイオ州アクロン

ファイアストーン・カントリー・クラブ

 
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