本当ならタイガー・ウッズが4連覇を目指すはずの今年のブリジストン、3日目を終わって8アンダーで首位はリー・ウエストウッド、ヴィージェイ・シング、フィル・ミッケルソンの3人。スチュワート・アップルビー7アンダー、レティーフ・グーセン5アンダーと続く。それにしてもあんたら、ウッズがいた時は何してたんだ。
最終日は上位3人がそのまま優勝争いになるが、まずウエストウッドが7番パー3でダブル・ボギーを叩き、7アンダーに後退、勝負はその時12アンダーのシング、10アンダーのミッケルソンに絞られたかに見えた。しかしウエストウッドはそこからまた挽回、シング、ミッケルソンも後半ボギーが嵩んだため、いったんは沈んだかに見えたアップルビーまで追いついてまたわからなくなる。
結局勝ったのは10アンダーでレギュレイションを追えたシング。1打差9アンダーにアップルビーとウエストウッドが入った。ミッケルソンは最後の4ホールを3オーヴァーで、結局通算8アンダー、グーセンと共に4位タイに終わった。7アンダー6位にはダレン・クラークとピーター・ロナードが入った。シングは1打差の勝利だったとはいえ、何度も外した3-5フィートのパットのいくつかでも入っていれば余裕で勝っていた。
同日程で行われたレノ・タホ・オープンはパーカー・マクラクランが18アンダーと、11アンダーで2位のジョン・ロリンズとブライアン・デイヴィスに7打差をつける完勝だった。