ブーズ・アレン・クラシック
ブーズ・アレン・クラシック
2004年6月24-27日 ★★
メリーランド州ポトマック、TPCアット・アヴェニル
昨年はFBRキャピタル・オープンとなったこのトーナメント、今年はFBRは元フェニックス・オープンを様変わりしたFBRオープンのスポンサーとなったためにこのトーナメントを去り、一方で昔ツアーのスポンサーをしていたブーズ・アレンが帰ってきて、新しくブーズ・アレン・クラシックとなった。
そのブーズ・アレン、3日目終了時点で首位は18アンダーのアダム・スコット。12アンダーで2位のオリン・ブラウンに6打差をつけ、既に勝負はあったか。スコットは今季、プレイヤーズ・チャンピオンシップに勝っているが、その後はほとんど予選落ちで、今回はどうかと思ったら優勝に絡むなど、出来不出来の差が激しい。
いずれにしても今回はスコットがこのまま行くかと思ったが、最終日、バック・ナインに入ってチャールズ・ハウエル3世が追い上げる。11番パー3から15番パー4まで5連続バーディでスコアを18アンダーまで伸ばし、一時はスコットに2打差まで詰め寄るが、追い上げもここまで。17番パー3では安全に行き過ぎて、グリーン脇から3パットのボギーを叩き、一方のスコットはそれからも安定してスコアを伸ばし、ハウエルを振り切った。結局、最終スコアはスコット21アンダー、ハウエル17アンダーと、4打差がついた。15アンダー3位には、昨年の覇者ロリ・サバティーニが、12アンダー4位には、ティム・ヘロン、ボー・ヴァン・ペルト、アーロン・オーバーホルザーの3人が入った。