ボブ・ホープ・クラシック   ★★★

2011年1月19日-1月23日、カリフォルニア州パーム・スプリングス

シルヴァーロック・リゾート、ラ・クインタCC、PGAウエスト (パーマー・コース、ニクラウス・コース)

4日目を終わった時点で24アンダーで首位はゲアリ・ウッドランドとジョナタン・ヴェガス、22アンダーでマーティン・レアード、21アンダーにクリス・カーク、ディフェンディング・チャンプのビル・ハーズ、ダニエル・サマーヘイズ、キーガン・ブラッドリーが続く。


最終日は、フロント・ナインで4アンダーのヴェガスが単独首位となって後続に2打差つける。そのまま逃げ切るかに思えたが、最後の最後になってヴェガスは18番パー5でボギー、先に27アンダーでレギュレイションを終えていたハーズと並ぶ。それにウッドランドも加わった3人でプレイオフとなった。


18番でのプレイオフはヴェガス、ウッドランドがバーディで、一人パーのハーズがまず脱落、続く10番パー4では、先に打ったヴェガスが引っかけて池ポチャ。ウッドランドはフェアウェイをキープするが第2打を安全に行き過ぎてグリーン右のバンカーに入れる。一方のヴェガスはドロップしての第3打をグリーン奥、カップまで10フィートに乗せる。バック・ナインでのヴェガスは崩れそうになるところをこのくらいの距離のパットをほとんど沈めてこらえてきた。今回もこれを入れてパーで上がりさえすれば、まだチャンスはあるかもしれない。


一方のウッドランドの第3打のサンド・ショットはカップを20フィート・オーヴァー、返しのパットも外して、結局勝ったと思えたものがよくてボギー上がり。ヴェガスは意地で10フィートのパットを決め、いったんは手をすり抜けたかに思えた優勝を強引に引き戻してツアー初優勝。26アンダー4位にはライアン・パーマー、24アンダー5位にはブライアン・ゲイ、ケヴィン・ナーが入った。








 
 
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