ボブ・ホープ・クラシック   ★★★

2010年1月20日-1月25日、カリフォルニア州パーム・スプリングス

シルヴァーロック・リゾート、ラ・クインタCC、PGAウエスト (パーマー・コース、ニクラウス・コース)

今年のボブ・ホープ・クラシック、2日目に雨に祟られ、月曜フィニッシュとなった。なんか最近、西海岸でも雨が多い。4日目を終わった時点で23アンダーで首位はアレックス・プルーとバッバ・ワトソン。22アンダーにビル・ハーズとティム・クラーク、21アンダーにジョー・オグルヴィがいる。ワトソンはニクラウス・コースでの18番パー4で池ポチャダブル・ボギーがなければ25アンダーで単独トップだった。


最終日はワトソン、ハーズ、クラークに、バーディ・ラッシュで怒涛の追い込みを見せるマット・クッチャーが絡んでの優勝争いになった。まず一足先にクッチャーが29アンダーで上がると、次のパーティでプレイしているクラークも29アンダーでレギュレイションを終える。二人とも18番パー5で10フィートの入れ頃のバーディ・パットがあったが、共に外した。


最終組のワトソンとハーズは、18番ティに立った時点でハーズ29アンダー、ワトソン28アンダー。ハーズは第2打をカップまで15フィートに2オンさせ、バーディをほぼ確実に手中にする。ワトソンが追いつくにはイーグルを奪うしかなくなったが、第2打はグリーンそばのラフへ。入れるしかない第3打のチップ・ショットは惜しくもカップの下にそれ、結局バーディで29アンダー。ハーズは手堅く2パットのバーディでただ一人30アンダー、ツアー初優勝を手にした。


ハーズは父のジェイもボブ・ホープで勝ったことがあり、親子揃ってボブ・ホープを制するという珍しい記録もついた。28アンダー5位にはプルー、26アンダー6位にはマーク・ウィアーが入った。








 
 
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