ボブ・ホープ・クライスラー・クラシック

2004年1月21-25日   ★★★

カリフォルニア州ラ・クインタ、PGAウエスト、バーミューダ・デューンズCC、ラ・クインタCC、インディアン・ウェルズCC

4日目を終わって26アンダーで首位は、久方振りに優勝に絡むフィル・ミッケルソンとカーク・トリプレット。とまあ、たった今見ていたかのように書いているが、実は私はこの週は久方振りの帰省で田舎に帰っており、ボブ・ホープは録画しておいて、なんと帰ってきてからヴィデオを見てこれを書いている。病膏肓に入ったかと自分でも思うが、好きなものはしょうがない。


ミッケルソンは一時頭一つ抜け出し、31アンダーまでスコアを伸ばして後続に2打差をつけるが、またいつものようにアグレッシヴで出入りの激しいゴルフでスコアを落とし、今度は代わってスキップ・ケンドールが首位を奪い返すなど、結局バック・ナインのそのまた最後の数ホールになって、優勝争いはミッケルソン、ケンドール、ジェイ・ハーズの3人に絞られる。トリプレットは13番パー4で4パットのダブル・ボギーを叩くなどして沈んでいった。ハーズは一昨年、昨年に続き今年も優勝に絡んでおり、ボブ・ホープとは相性がよさそうだ。


しかしハーズは今一つ及ばず、結局29アンダーでレギュレイションを終え、その時点での首位は30アンダーのケンドール。しかしミッケルソンも最終18番パー5でバーディを奪い、30アンダーとなってケンドールと並び、先週のソニー・オープンに続いてのプレイオフとなった。


これまでのプレイオフ成績は、ミッケルソン5勝1敗で、ケンドールは0勝2敗。マッチプレイになってしまうと、どうしても距離を出せるゴルファーの方が有利だろう。案の定、ケンドールは第2打を引っかけてラフに入れ、第3打を寄せた後のバーディ・パットも外してしまうが、ミッケルソンは第3打を4フィートに寄せ、バーディ・パットを沈め、一昨年に続きボブ・ホープ2勝目。そういえばその時もやはりプレイオフで勝ってたなあ。ミッケルソンは昨年一度も勝ってないため、これまた一昨年のグレイター・ハートフォード・オープンに続き、19か月ぶり、通算22回目の優勝となった。28アンダー4位には、ジョナサン・ケイが入った。ところで、昨年のボブ・ホープはマイク・ウィアーが勝っているため、3年連続で左利きのゴルファーが勝つという、稀な記録もおまけについた。







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