昨年同様雨にたたられたこのベルサウス・クラシック、昨年は3日間に短縮されたが、今年も雨で木曜が完全にウォッシュ・アウト、金曜からトーナメントが始まる。この4日後にはマスターズが始まるから、このトーナメントを月曜に終了させるというのはもっての外である。そうなった場合、優勝に絡んでないゴルファーがマスターズに出場が決まっている場合、月曜はパスするのが火を見るより明らかだからだ。結局今回は最終日に36ホールを詰め込んで、とにかく強引に72ホールを終了させた。


勝ったのは97年にもこのトーナメントに勝っているスコット・マッカロンで、2日目からトップに立ち、後はずっと首位を譲らなかった。このトーナメントと相性がいいようだ。マッカロンは最終18ホールは73の1オーヴァーで、結局最終スコアは8アンダーだったのだが、この日は風が強く、他の皆も沈んでいったために、リードを守りきった。2位は最終18番パー5でイーグルを決め、5アンダーとなったマイク・ウィアー。 途中までフィル・ミッケルソンがスーパーショットを見せたかと思えば次のホールでボギーを叩くなど一人でトーナメントを盛り上げていたが、結局最後の9ホールで沈んでいった。ニューヨーク・タイムズは、あまりにもミッケルソンが池ぽちゃするので、彼はボートが必要だったと書いていた。まあ、ミッケルソンらしいといえばミッケルソンらしいんだが、あんた、こんなんでマスターズ大丈夫かよ、と他人事ながら心配になる。







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ベルサウス・クラシック

2001年3月29-4月1日   ★★

ジョージア州ドゥルース、TPCアット・シュガーローフ

 
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