今まで見るたびに予選落ちだったジャック・ニクラウスの息子、ゲイリー・ニクラウスが3日目を終わった時点でフィル・ミッケルソンと共に11アンダーで首位という思ってもみなかった展開。しかし最近ツアー未勝利のゴルファーはどんなに最初頑張っても必ず最終日に崩れるからなあ‥‥と思っていたらなんと最終日は雨でキャンセル。その時点で首位で並んでいたミッケルソンとニクラウスのプレイオフだけが行なわれた。パー3で行なわれたプレイオフ、ピン・ハイでグリーンに乗せたミッケルソンに対し、ニクラウスは手前のバンカーへ。しかも完全にあごに引っ掛かっている。ニクラウスのバンカー・ショットはあごに当たって後ろに戻ってしまい、万事休す。ミッケルソンはバーディで有終の美を飾った。


しかし、グレッグ・ノーマンがデザインしたこのコース、当然ノーマンもプレイしているのだが、もうリーダーボードに名前なんか出てこない。予選落ちしなかっただけまだましか。今期限りで引退も噂されているノーマン。彼が首位争いに絡んでこないのはなんとも寂しいもんだ。ところで、このトーナメント、昨年の優勝者はデイヴィッド・デュヴォールなのだが、彼は最近どうしたんだろう。タイガー・ウッズのライヴァルじゃなかったの、あんた。最近いつも予選すれすれで、優勝争いなんかには全然絡んでこない。今回も優勝のゆの字にもかすりもしなかった。セルジオ・ガルシアも先週予選落ちで最近全然調子よくないしなあ。ハル・サットンみたいなヴェテランばっかりに頑張らせてもつまらない。はやくデュヴォールが昔のような調子に戻って、ウッズといつも優勝争いを演じるところを見てみたいもんだ。







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ベルサウス・クラシック

2000年3月30-4月2日   ★1/2

ジョージア州ドゥルース、TPCアット・シュガーローフ

 
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