ベルサウス・クラシック

2004年4月1-4日   ★★1/2

ジョージア州ドゥルース、TPCアット・シュガーローフ

3日目終了時点で13アンダーで首位は、PGAツアー・ルーキーのザック・ジョンソン。その下10アンダーにはパドレイグ・ハリントンとスコット・ヘンドが並ぶ。ジョンソンはルーキーとはいえ、昨年のネイションワイド・ツアーのプレイヤー・オブ・ジ・イヤーだそうで、かなり実力はあると見てよさそうだ。なんかクリス・オドネルを思い起こさせる顔立ちをしている。


最終日、面白くなるかどうかは、3打差でつけているハリントンが先週のプレイヤーズ同様の追い込みを見せてくれるかかなと思っていたら、最初の6ホールをボギー、ボギー、ダブル・ボギー、バーディ、ダブル・ボギー、イーグル、なんて無茶苦茶なゴルフで結局スコアを落とす。一方のジョンソンは一時は16アンダーまでスコアを伸ばすなど堅実なゴルフで、こりゃこのまま行くかと思われた。


しかしそのジョンソン、初優勝目前に気負ったか、バック・ナインに入っていきなりパットが決まらなくなり、ボギーが嵩む。結局18番パー5に立った時点で13アンダーの振り出しに戻っていたが、他の者が追ってきていないので、パーで優勝のジョンソンは、池越えの第2打で2オンを狙える位置にいながらレイ・アップする。結局その慎重さが功を奏し、最終日イーヴン・パー72、通算13アンダーで逃げ切り、ツアー初優勝を飾った。12アンダー2位はマーク・ヘンスビー、11アンダー3位にヘンド、ハリントンはバック・ナインに入って少し持ち直したが、結局この日イーヴン・パー72の通算10アンダーで4位に終わった。先週優勝のアダム・スコットは、初日68でいい位置に着けておきながら、2日目79を叩いて予選落ち。







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