フェデックス・カップ・プレイオフスの第3戦BMWチャンピオンシップ、昨年のコッグ・ヒルから今年はミズーリのベルライヴに場所を移しての開催だ。初日は最近連続でアメリカに上陸を果たしているハリケーンの影響もあって雨でウォッシュ・アウト、結局週末にラウンドを詰め込む。


関係ないが土曜はその雨が東に進んでニューヨーク地域を直撃、雨風吹き荒れて各地で問題を引き起こした。おかげで土曜のUSオープンは雨天順延、私も土曜夜、車で出かけていたのだが、幹線道路が浸水で通行不能、通ったことのないニュージャージーの道をカン頼みで走っていたら、いつの間にか雨風吹き荒れる街灯もない真っ暗な小さな道を走っていて、非常に心細い思いを味わった。アメリカって町中を走っているつもりが、気がついたら民家のまるでのない田舎道を走っていたというのはよくある話なのだ。


さてBMWの方は土曜日に2ラウンドを詰め込むはずが終わり切れず、結局日曜朝に第3ラウンドを終わった時点で、13アンダーで首位はカミーロ・ヴィジェイガス。1打差12アンダーにジム・フューリック、その下は9アンダーとなってアンソニー・キム、ブライアン・ゲイ、ティム・クラークが並ぶ。今回はヴィージェイ・シングとセルジオ・ガルシアはそれぞれ1オーヴァーと5アンダーで、さすがに圏外だろう。


最終日は中盤ヴィジェイガスが連続ボギーを叩いたことでフューリックと12アンダーで並び,その下11アンダーに何人ものゴルファーがひしめいて混戦模様の一幕もあったが、ヴィジェイガスはそこから挽回、特に14番パー4での難しい下り右曲がりの20フィートのバーディ・パットを沈めて後続に3打差つけた時点でほぼ勝負あった。それ以外にも崩れそうな場面でクラッチ・パットを何度も沈めていたのが大きかった。結局ヴィジェイガスは15アンダーで待望のツアー初勝利。13アンダーにダドリー・ハート、12アンダー3位にフューリックとキム、11アンダー5位にスティーヴン・エイムス、D. J. トレイハン、K. J. チョイの3人が入った。







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BMWチャンピオンシップ

2008年9月4日-9月7日   ★★1/2

ミズーリ州セント・ルイス、ベルライヴ・カントリー・クラブ

 
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