アーノルド・パーマー・インヴィテイショナル   ★★1/2

2012年3月22日-3月25日

フロリダ州オーランド、ベイ・ヒル・クラブ・アンド・ロッジ

3日目を終わって11アンダーで首位はタイガー・ウッズ。まだ勝ちぐせはついてないとはいえ、最近は順調に上位に顔を出すようになってはいる。しかしいつも上位に絡むのといつも勝つというのは、やはり違う。果たして今回はウッズは本当に勝てるのか。3日目は15番パー4でティ・ショットでダウン・スウィングに入った時に、ギャラリーで息子が失神したとかいう女性が悲鳴を上げ、ウッズはスウィングを止められずにフェアウェイから30m左に曲げる強烈なダック・フックでダブル・ボギー。しかしそれでも首位キープであり、これで勝てるならいよいよ本物か。10アンダー2位はグレム・マクドウェル、8アンダー3位にアーニー・エルスとイアン・ポールター、7アンダー5位にチャールズ・ハウエル3世とジョンソン・ワグナー。


最終日は1番パー4でいきなりマクドウェルがダブル・ボギー。難しい位置にピンが切ってある最終日のベイ・ヒルでは、他のゴルファーも誰も本気で上位を脅かせない。その中でアンダー・パーでプレイするウッズ、および中盤持ち直したマクドウェルの二人に勝負は絞られる。しかしマクドウェルもたまさかロング・パットを沈めはするもののウッズに肉薄するまでには至らない。結局終始ウッズが3打以上のリードを保ち、この日2アンダー70、通算13アンダーで8アンダーのマクドウェルに5打差つけて快勝。ベイ・ヒル通算7勝、ツアー72勝、そして2009年9月のBMWチャンピオンシップ以来、2年半の勝ち星なしのブランクに終止符を打った。


6アンダー3位にはポールター、5アンダー4位にライアン・ムーア、ブライアン・デイヴィス、バッバ・ワトソン、バッド・コーリー、ケヴィン・ナー、ワグナー、エルスの7人が入った。ウッズは確かに最終日の自信に満ちたスウィングやショットを見ていると、完全復調したと思いたいが、本当にそう信じていいんだろうな。








 
 
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