アメリカン・エキスプレス・チャンピオンシップ

2004年9月30日-10月3日   ★★1/2

アイルランド、トマスタウン、マウント・ジュリエット・コンラッド

昨年はアメリカ開催のアメックス・チャンピオンシップ、今年は2年ぶりにアイルランドのマウント・ジュリエットに帰ってきた。そのアメックス、3日目終了時点で首位は15アンダーのアーニー・エルス。13アンダーでトマス・ビヨーン、12アンダーでパドレイグ・ハリントン、トッド・ハミルトン、、デイヴィッド・ハウエルが続く。11アンダーにはレティーフ・グーセン、10アンダーにセルジオ・ガルシアとメイジャー並みのリーダー・ボードで、いかにもワールド・ゴルフ・シリーズらしいメンツが揃う。さらにその下8アンダーに、やっとタイガー・ウッズとダレン・クラークの名前が見える。


そう言えばビヨーンはライダー・カップには出ていなかったが、今年は不調だったのか。不調と言えば、ウッズは前回は25アンダーでこのトーナメントに勝ってんだけどなあ。ハミルトンも本国より外国での方が活躍している。それにしても、ではヴィージェイ・シングはどこにいるんだとついつい探してしまうが、あんなに時間の許す限りほとんどすべてのトーナメントに出ていると思えるシングが、今回に限り出ていない。ヨーロッパは苦手なんだろうか。


最終日は時折強い雨の降る悪条件の中でのプレイで、この時期の雨のアイルランドって、本当に寒そうだ。その中を踏ん張ったのがエルスとビヨーン。結局バック・ナインに入り、勝負はこの二人に絞られる。とはいえエルスは常にビヨーンの一歩前で、ビヨーンがバーディをとるとエルスもとってまた差をつけるというふうに、ビヨーンを並ばせない。結局そのまま最後まで行き、最終日、エルス3アンダー69の通算18アンダー、ビヨーン4アンダー68の通算17アンダーでエルスが勝った。13アンダー3位にはハウエル、12アンダー4位にはガルシアとクラーク、11アンダー6位にグーセン、ハリントン、ハミルトンで、ウッズは10アンダーで9位。これでエルスはウッズを抜き世界ランキング2位、ウッズは3位に後退した。とにかく最近勝ってないからなあ。







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