アクセンチュア・マッチ・プレイ・チャンピオンシップ   ★★★

2014年2月19日-2月23日、アリゾナ州マラナ

ザ・ゴルフ・クラブ・アット・ダヴ・マウンテン

ソチ五輪を優先して見ているため今回のマッチ・プレイは平日の3回戦までをパスする。本当はアーリー・ラウンドの方がゲームとしては面白かったりするが、今回ばかりは仕方がない。時間がいくらあっても足りない。 


そのマッチ・プレイ、週末のクオーター・ファイナルまで駒を進めたのはルイ・ウーストへイゼン、ジェイソン・デイ、ジム・フューリック、リッキー・ファウラー、ヴィクター・デュービソン、グレム・マクドウェル、ジョーダン・スピース、アーニー・エルスの8人。それを勝ち抜いてセミ・ファイナルに進んだのは、デイ、ファウラー、デュービソン、エルスの4人。


日曜の朝のセミ・ファイナルはDVRが録画しておいてくれているものだとばかり思っていたら、CBSではなくゴルフ・チャンネルの中継で、セミ・ファイナルはデイがファウラーを3&2で下し、デュービソンがエルスをで1アップで下したというのは、録画しておいた決勝を見始めてから知った。いずれにしてもこれで決勝はオーストラリア対フランスで、なんかゴルフというよりもラグビーの対戦みたいだ。


勝負はフロント・ナインでデイが3アップ、このまま大味な勝負で終わるかと思ったところからデュービソンが巻き返し、17番パー4をバーディ、18番パー4でデイがボギーのところをパーで上がってオールスクエア、サドン・デスにもつれ込む。デイはこれを入れれば優勝の17番の20フィートのバーディ・パット、18番では10フィートのパー・パットがあったが、共に外した。一方デュービソンも、これを外せば負けの17番での下りの難しい12フィートのバーディ・パット、18番の6フィートのパー・パットがあったが、共にねじ込んだ。


19ホールではデュービソンの第2打がグリーン・オーヴァーしてサボテンの茂みの中へ。勝負あったかと思われたところ、サボテンの茎やらケーブルやらを蹴散らしながら打った第3打はグリーンに乗ってきてカップまで4フィートにつける。こんなのあり得るか。結局二人共パーで勝負は20ホールへ。


そしたらデュービソンは再度第2打を引っかけ、また岩場ブッシュの中に打ち込んでしまう。ほとんどボールの上を枝が覆い、今度こそ万事休すと思われた。そしたらデュービソンはまたそこからグリーンに乗せてカップまで7フィートにつける再度のスーパースーパーショットで、こんなのいくらなんでもあり得んだろう。結局またまた二人共パーで、勝負は21番ホールへ。信じられん展開になってきた。


あー、そうしたらなんと、予定を1時間多く設定していたDVR録画が、そこで切れたのだった。実際にゴルフを中継していた時はそれまで録画していたオリンピックを見ていたから、そこまで中継が伸びたことにまったく気がつかなかった。結局勝負は、ついに23ホール目でバーディを奪ったデイがデュービソンをうっちゃって勝ったということを、その後のゴルフ・チャンネルのニューズで知った。あれで負けてたら、悔しくて3日は寝られんだろう。3位決定戦は、ファウラーが19ホールでエルスを下した。






 






 
 
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