普段は余程のことがない限りまず見ないEPGA、そのアブ・ダビで3日目を終わってタイガー・ウッズが猛追して首位に並んだといなりスポーツ・ニューズで詳しく紹介している。来週NFLのスーパー・ボウルがあるその谷間でフットボールの大きな試合がないということもあるが、やはりウッズは優勝に絡むと注目される。

やっと本格的に勝てるようになったかと一安心すると共に、リーダーボードを見てみると、11アンダーで首位のウッズとロバート・ロックの下は、9アンダー、ロリ・マキロイ、フランチェスコ・モリナリ、ポール・ロウリー、ピーター・ハンソンと、馴染みのある名前が並んでおり、これはもう見るっきゃないかと、ゴルフ・チャンネルの中継をDVRにセットする。中東のゲームだと、アメリカで中継は深夜から早朝にかけてになってしまい、さすがにメイジャーでもないのにこれを生で追っかけてまで見る気にはなれない。

最終日は、ウッズはティ・ショットがフェアウェイをなかなかとらえないながらもフロント・ナインではスコアの上ではロックに譲らなかったものの、中盤もたつき、結局ロック14アンダー、ウッズ11アンダーで18番パー5を迎える。その時点で既にマキロイは12アンダーでレギュレイションを終えており、ほとんどウッズの勝つチャンスはなかった。

ロックはティ・ショットを池すれすれの砂地に落とし、本人は最初打つ気だったようだが、キャディに説得されてドロップ、そこから2オン2パットのボギーで通算13アンダーで勝った。マキロイは昨年に続いて2位、ウッズはトマス・ビヨーン、グレム・マクドウェルと共に11アンダーで3位タイ。かつてのようにゴルフの神様に守られるようになるのは、まだもうちょっと先のようだ。