3日目を終えて16アンダーで首位はフィル・ミッケルソン。14アンダー2位に岩田寛、13アンダー3位にフレディ・ヤコブソン、サン・カン、12アンダー5位にロベルト・カストロとジョナス・ブリクストが続く。

最終日はミッケルソン、岩田、ブリクストが首位争いを演じ、ブリクストが抜けるかと思わせといて、するすると彼らを追い抜いて首位に立ったのはヴォーン・テ イラー。テイラーは17アンダーでレギュレイションを終え、ミッケルソンと岩田は15アンダーで17番パー3を迎えた時点で、そのままテイラーが逃げ切るかと思われた。

しかしミッケルソンはフリンジからの17フィートのバーディ・パットをねじ込んで16アンダー。18番パー5でも8フィートのバーディ・パットをねじ込んで17アンダー、これでプレイオフ‥‥と思った瞬間、ボールはカップの左縁に蹴られ、パー。テイラーが勝った。しかしミッケルソン、17番ではもっと遠いパットを入れて、18番でその半分の距離をミスるか。15アンダー3位にブリクスト、岩田は要所で絶妙のバンカー・ショットやクラッチ・パットを決めて大きくは崩れなかったものの、最後の最後に3パット・ボギーで、ヤコブソンと一緒に14アンダー4位タ イ。12アンダー6位にはパトリック・リードとジャスティン・ローズが入った。